アロマテラピー検定一級を独学で合格する【勉強法】勉強期間や問題の解き方も

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こんにちは。今回はアロマテラピー検定一級の独学法をご紹介します。

・アロマテラピー検定とは

植物から採取される精油(アロマオイル)を利用して健康維持やリラックスなど、生活の中で活かせる技術や知識を検定試験にしたものです。

公益社団法人 日本アロマ環境協会が主催しています。

(公社) 日本アロマ環境協会
AEAJは内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人です。アロマテラピーの普及・調査・研究などの活動を行っています。また、自然の香りある豊かな環境(アロマ環境)を未来につなぐため、自然環境の保全・創造にむけた取り組みも推進しています。

試験は一級と二級があり、二級を持っていなくても一級に挑戦することができます。

・アロマテラピー検定は役に立たない?

よく持っていても意味がないと揶揄される資格ですが、私はそんなことはないと思っています。

アロマオイルは引火性があり、種類によっては肌についた状態で日光に当たると皮膚にシミができてしまうこともあるデリケートな素材です。

手軽に手に入るからといって、顔につけたり手に直接擦り込んだり、間違った使い方をしている人も多くいるかもしれません。

こういった危険を回避するためにもアロマの基礎知識を勉強することはとても大切です。

またアロマオイルを使って作った化粧水や石鹸を勝手に販売することは、医薬品医療機器等法によって禁止されています。

こういった知識を知らないままでいると、自分が知らないうちに大変なことになってしまうかもしれん。

この他にもアロマテラピー検定は植物のどの部位からどうやってオイルが抽出されているかや、香り全般の歴史など幅広く学ぶことができ、実際にアロマを販売する店舗で働きたい時には履歴書にも記載できる資格です。

私個人ではエステティシャンの資格があるので、セラピスト関連の仕事に活かせたらいいと思って受験することにしました。

もちろん趣味としてもとても楽しいものです。香りの相性を知っておくと、自分でオリジナルのミックスオイルを作ることもできて、より生活の中にアロマを浸透させることができます。

・独学方法

では本題の独学方法についてですが、自信がない人は無理に独学をする必要はないと思います。私の場合近くにスクールがなかったのと、自分が独学の方が好きだからという理由で独学をしただけです。

スクールに通った方がモチベーション維持もでき、試験の傾向なども教えてもらえるので合格率は上がると思います。

独学のメリット

独学のメリットは自分のペースで勉強ができることと、費用の面です。

仕事や用事の隙間時間に勉強がしたいという人は、独学の方が向いているでしょう。またあまりお金をかけたくないという人も、独学がおすすめです。

用意するもの

  • 参考書と問題集が一冊になったもの
  • 同じ本の電子書籍版
  • ノート

以上です。私は最初に協会公式テキストを買おうと思っていましたが、書店で実際に中身を見た際、赤シートが使えないと判明し、購入をやめました。

これは各自の勉強スタイルによって変わると思うのですが、私は昔ながらの赤シートで暗記する方法が好きなので、赤シートが使える参考書にしました。

あと、紙の書籍は持ち運ぶのが面倒なので全く同じ本の電子書籍版も購入して、出先ではスマートフォンのKindleアプリでちょこちょこ暗記していました。

だったら最初から電子書籍だけでいいのでは?と思うかもしれませんが、しっかり暗記するのは紙の本のほうが頭に入るので家では紙の本、外では電子書籍という使い方です。

・勉強期間

約二ヶ月です。スケジュール的には思い出した時にちょこちょこ参考書を見て、試験まで残り一ヶ月のタイミングで一回ノートに問題を解いてみました。

暗記できていないところを意識しながらまたちょこちょこ参考書を読んで、残り一週間でまた問題を解き、後は一問一答を詰め込むやり方でした。

私はモチベーションが長く続かない性格で、短期記憶が効率がいいと理解しているので、それに合わせてスケジュールを組んでいます。

個人個人の性格や特性によって、長期間一定のペースで問題を解いた方が効率が良い人もいると思います。自分に合った方法を選んでください。

・問題の解き方

私が大切にしていたのは、問題の解き方です。

答え合わせの際に、合っている問題も本当に理解しているのか一個一個問題文を確認しながら丸つけします。

アロマテラピー検定の試験は4択なので、もしかしたら勘でマークしたところが正解する可能性もあるからです。

しかしそれはマグレ正解なので、もし合っていても違う問題が出たら次は不正解になってしまいます。

丸つけを雑にすると、せっかく問題を解いた意味がありません。

さらに丸つけをしていると「この問題は正解だけど、この植物の同じ科で他の植物はなんだっけ?」とふと疑問が生じることがあります。

それこそが一番勉強するべき場所なので、ノートにその疑問ごと書き留めて、丸つけが終わったら次はその箇所を意識して勉強します。

これを繰り返すと、自分の疑問が解ける形で勉強を進められるので純粋に暗記が楽しくなり飽きません。

・本番前の心得

アロマテラピー検定は感染症の影響でパソコンを使った自宅試験になっています。これが一番緊張しました。

問題が解けない不安よりも、パソコンに不具合があってエラーになったらどうしようと思うと試験時間まで気が気じゃなかったので、試験ページの説明はしっかり確認しておくといいですよ。

もしエラーが起きたときの対処法も、本番の時にいきなり対応するよりも事前に説明の動画やPDFが配られるので「自分は大丈夫だろう」と思わずしっかり読んでおいてください。

・試験後の注意点

試験後も気をつけることがあります。それがSNSです。試験が終わった解放感から、出題された問題について呟いている人がいましたが、これはやめた方がいいと思います。

アロマテラピー検定は過去問を正式に公開していません。勝手に呟くことは後々トラブルになるかもしれないので、やめておいた方がいいでしょう。

もちろん試験中も問題を写真に撮ったり、人に聞くことはNGです。

・アロマテラピー検定は独学でも合格できる

私も以上の方法で試験に合格することができました。一見すると合格率が高い試験なので簡単だと言われがちですが、多分最初からアロマテラピーに興味がある人が受ける試験なので合格率が上がっているだけで、全くアロマの知識がない人が受けると結構難しいのではないかと思います。

趣味としても仕事にしても活かせる範囲は広い試験なので、興味を持ったらまず参考書を読んでみてください。楽しそうだと感じたら受ける価値ありですよ。

ではここまで読んでいただきありがとうございました!

※画像はぱくたそ様からお借りしています

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