毎回移住したい県で人気を博す香川県。ここでは実際に香川県に30年以上住んだ経験のある筆者が、香川県の住み心地について話していきます。実際に住んでいて感じた体験談なので、少しでも参考になったら幸いです。
香川県の特徴・雨が少なく温暖で穏やか
香川県の特徴として、私が一番感じているのは気候がいいことです。
香川県は雨が少なく温暖で、一年を通して穏やかな気候が続きます。
農作物を育てるのに最適で、私の親戚にも農家さんが多くいます。
仕事で農業をしていなくても、趣味として近所の人に土地を借りて自分で野菜を育てている人もいます。
香川県は土壌が豊かで畑にできる土地も多く、私の母も自分で食べる野菜を自分で作って楽しんでいるようです。
おしゃれに言うとオーガニック野菜が庭にあるのは素晴らしいことです。健康維持にも一役買ってくれています。
香川県の県庁所在地
香川県の県庁所在地は県のほぼ中心に位置する高松市です。
まず香川県に住むという人は、この高松市を検索するのではないでしょうか。
実は筆者は三豊市出身ですが、高松市にも住んでいたことがあります。ここでは香川県の県庁所在地、高松市の特徴をあげていきます。
高松市の特徴①街と自然が近い
高松市は香川県民が思っているよりも都会です。
都会というと笑われるかもしれませんが、四国の中で一番本州につながりやすく四国初の店舗はまず高松市から出店する場合が多いようです。
日常的な買い物で不便に感じたことはありません。
大型店舗も多く、駐車場がゆったり配置されているので、運転もわかりやすく車初心者さんにも親切。
街と自然が近いので買い物帰りに海で釣りを楽しんだり、ドライブしながらちょっと景色を見に行ったりなんてこともできます。
高松市の特徴②県庁所在地なのに家賃が安い
香川県の県庁所在地でありながら家賃相場は安めです。
ホームメイトの調査によると高知県が4万1200円・愛媛県が3万8900円・香川県が3万8700円・徳島県が3万8400円と続きます。
この中で高松市に限ると家賃相場は3万8400円です。(2023年5月時点)
便利で発展した場所なのに家賃が安い理由は憶測ですが、やはり住みたい人も多く物件の数が多いからではないでしょうか。
住み心地もいいし、家賃という継続してかかるお金が安いのはかなり心強い。
ちなみに最低賃金は四国の中で香川県が一番高いという夢の国です。
高松市の特徴③遊ぶ場所が多い
高松市は遊び場所も多くあります。
一人でも楽しめる繁華街は商店街の中にあり、お仕事帰りにふらっと立ち寄ることもできます。
商店街も活気がありイベントも頻繁に行われているので、一人で楽しむもよし、ご家族で楽しむのもよしです。
ちなみに高松市は単身赴任で訪れる会社員の方も多く、一人でも気兼ねなく行ける大きな温泉も市街地にあります。
私のおすすめは高松ぽかぽか温泉です。
コミックコーナーや岩盤浴もあり、設備も新しく清潔感があるので快適です。一日中入り浸っていたくなります。
香川県観光は四国八十八か所霊場へ
香川県というか四国で有名なのが四国霊場ではないでしょうか。
弘法大師空海が開いた八十八か所のお寺が四国中に点在し、全て参拝すると願いが叶うとされています。
一つ一つのお寺に由来があり、歴史好きな人には堪らない場所です。
御朱印を集めるために参拝する方も多く、日本中から観光客が訪れます。
よくバスで団体さんがお参りしているのも八十八か所の中では日常です。そのくらい誰もが一度は行ってみたくなる場所みたいですね。
香川県は図書館が充実・自習もしやすい環境
香川県内は図書館も充実しています。
日本で一番小さい県ながら図書館の数は32箇所。一般の人も利用できる大学図書館も入れるともっと多くなります。
人が少ないので平日の昼間なら席も空いていて座れないなんてこともないし、静かで落ち着いて自習できます。
蔵書も地域の歴史から最新の雑誌まで多種多様。私も頻繁に利用させてもらっていました。
コロナの影響で一時的に席が減っていたようですが、今は戻っているみたいです。
県内の図書館は全地域にバランスよく配置されていますので、高松市に限らず本が好きという人はぜひ移住を考えてみてください。住みやすさはピカイチです。
香川県は天然温泉施設もいたるところにある
香川県は天然温泉もいたるところでわいています。
泉質も各地によって微妙に違うので、車で簡単に行くことができる距離で気分転換ができるのは最強ですね。
温泉だけではなく、食堂や休憩所も併設された複合温泉施設が多いので
休日は丸一日かけて温泉とご飯を楽しむことができます。
ヨーロッパをテーマにしたさぬき市の温泉
クアタラソさぬき津田
モダンで落ち着いた雰囲気の高松市
仏生山温泉
三豊市にあるマンガ読み放題の
たかせ天然温泉
観音寺市を代表する老舗温泉
琴弾回廊
この他にも探せばまだまだあります。
日帰り温泉も利用できるので、日曜日に朝からお風呂に入るのもいいですね。
香川県はやっぱり外せないうどんの聖地
香川県を語るうえで外せないのがやはりうどんですよね。
讃岐うどんは今や全国的知名度になりました。
私は香川県で30年以上育っているので、讃岐うどんのおいしさに気が付いていなかったのですが
他地域の人が口をそろえて「おいしい」と言ってくれるので
やはり讃岐うどんは最強なのだと思います。
香川県のうどん屋さんはお店の人が席まで運んでくれる
形式のお店だけに限らず
セルフでうどんを受け取るお店から
自分で湯通しするお店まで
そのお店によってルールが違います。
ルールがわからなくて不安という人は、前の人をマネするか
お店の人に聞いてみてください。
香川県は他県からの観光客が多い県なので、お店の人も教え慣れています。
のど越しがいいので「飲む」ように食べるのが本場式だという人もいますが、
私は一気に吸い込むと咳込んでしまうのでゆっくり食べています。
焦らずそれぞれの食べ方で楽しんでくださいね。
まとめ 香川県はご飯もおいしくて気候も良くて家賃も安い楽園
香川県はキリがないくらいたくさんの魅力があります。
仕事も適度にあり、家賃も安く気候も温暖。さらに最強讃岐うどんがあるので住み心地最高です。最近は高松市だけではなく、日本のウユニ塩湖がある三豊市や、道路を拡大した観音寺市など、
全体的に活気づいてきている印象です。
住み心地最高の香川県にぜひ一度訪れてみてくださいね!